人手不足って言う経営陣はアホだ、逃げろ
最近転職活動をはじめました
なぜなら退職していることが決まっていて、次の会社が決まってないからです
わーい><
ベンチャー系からちょいちょい声かけられてるんですが
その経験からふと思ったことです
『人手不足で〜』と言うCEO&CTOとの面談
なんでもエンジニアの”手”が足りないそうだ
人手不足はなくらない
いまはエンジニアが全体的に不足気味、相場が高めで転職しやすいです
そこそこお金も貰えます、これは業界全体だから仕方ない
じゃあ、人手不足じゃん!ってなるんですが、会社でやりたいことって沢山あって
特にwebサービスなんかは、やりたいことが沢山積んである状態だったりします
不具合も見て見ぬふりしてたりします
そんな状態で人手が足りるなんて状況は、まず起きません
沢山入ってきたら経営陣があれも、これもってやりたいことを運んできます
役割まで分解しなくてはいけない
人を採るときにやることは”どんな人が欲しいか”を考えることからはじまります
ここで”こんなスキルをもっていて、こんな役割をこなせる人”っていうのが出てきます
よく1人/日とかでスケジュールきるんですが、この見積もりって超曖昧で
スーパーエンジニアの1人/日と新人の1人日なんてぜんぜん違うわけです
Railsの環境つくるだけで1日が終わる人だっています(私です・・・)
なのでCTOが何も戦略考えずに、とにかくエンジニアを採用!とかしちゃうと他のメンバーが迷惑します
またCEOなんかはITの知識が全くなかったり、エンジニアのマネジメント知識がまったくないと
”この案件は3人で一ヶ月でできるはず”とか考えて、コードしか書けない人ばかりとか、マネジメント得意なひとばっかりとか
インターンのエンジニアぶっこんで、普通のエンジニアの工数が削られたりして、めでたく炎上します
チームメンバーに『なんでスケジュール通りいかないの?』とかどうでもいいこと聞いて、エンジニアはどんどんいなくなります
そしたら今度は経営陣が喧嘩とかして、CTO電撃辞任とかなります
経営者に求められること
よくサービスとかに戦略を立てれる人はいても、人材の戦略を立てれる人は少ない
とくにエンジニア採用だとCEOが『ITわかんないから』とか言って、全然感知しなかったりする
ベンチャーなんて技術大好きCTO(とくにスタートアップは)が多いので、もちろんCTOも人材の戦略たてれない
なんてことにならないように、コンサル入れるなり自分で勉強するなりしないとダメだよね
特に開発手法やデスマーチの条件なんかは、書籍も沢山あるし経験者なんて周りに溢れているんだから
その辺ちゃんと聞こうよーって思いました
採用のときはその辺が怪しい経営陣だと、とりあえず逃げることにしてます
さすがに大人なので、アホだ!とかは言わないで適当に”条件が〜”とか、”会社の文化が〜”とか、”他がきまりそうで〜”とか適当に理由つけます
デート断るときの、仕事が忙しくて〜みたいなもんです
実際いまの会社も経営陣は同じこと言ってて、CTO的な役割の人は不在で採用は難航中
私が採用された時点ではいたんだけど、入社して一ヶ月で経営陣と喧嘩してやめた
ITあるあるの”よくあるお話”ではあるんですが、なかもやっとしたのでブログにしました
すっきりしました!!!!
ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険
- 作者: Robert D. Austin,Shannon O'Donnell,Richard L. Nolan,淀川高喜
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
デスマーチはなぜなくならないのか IT化時代の社会問題として考える (光文社新書)
- 作者: 宮地弘子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2016/11/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
アジャイル開発とスクラム~顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
- 作者: 平鍋健児,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (20件) を見る