ネコグラマの日常と家計簿

プログラマ ⇒ハンド名作家 ⇒フリーランスプログラマ ⇒会社員(予定)

西原理恵子さんに学ぶ、女の戦略

もう3回くらい読んだこの本!

西原さんは漫画家で母親

最近では高須院長の恋人として話題によくのぼります

実は以前、西原さんの漫画か苦手でした

独特なんです、結構乱暴だし、文字も多くて読むのが疲れる

しかし、文章は漫画の勢いとは違い、芯が通っていながらも優しさが溢れていて

一言で言うと面白い人っ(⁰▿⁰)

ボキャブラリーがなくて、すみません…

貧乏出身だからわかること

わたしの家はそこそこお金がなくて

荒れてはいなかったけれど、車にカーナビが付いてなかったり、お年玉が他の家の子より少なかったり

今考えたらどうでもよいくらい、小さなことだけど気に食わなかった

中学生の頃には『早く仕事をしたい!』と思ってました

因みに今は仕事はあまりしたくないです囧

だからお金はすごく大切だし、専業主婦になろうとは思っていない

手に職がないまま、歳をとった時に離婚したら、夫が事故にあったら、夫の会社が倒産したら…

実家にお金があるなら良いけど、無かったら一気に貧困になる可能性つきまとう

それ以上に自分の人生がコントロールできないのが、どうしようもなく怖いのです

プライドでご飯は食べれない

頭が良いのに貧困になる人って、プライドが高い人が多いそうです

わたしも20歳くらいの頃は、すんごいプライドが高かった

当時、地元の会社から簡単なITの仕事を貰って、自分はできる子だと、勘違いしてました

恥ずかしくて思い出すたびに、死にたくなります。゚(゚´ω`゚)゚。

西原さんは芸大に行って、自分の実力がわかったそうです、全然下だってことがわかる力がついたと

でも、そこから試行錯誤して、今の絵柄や文字が多い作風になった

そのお陰でシングルマザーでも、子育てをしっかりして、お金に困ることのない人生を送ってます

私が尊敬できるの人は、そんな風にプライドよりも人を迷わずとれる人です

それは自分の恋人かもしれないし、子供かもしれないけど

誰よりも自分を大切にできる人が素敵だなって思います

プライドは気持ちに余裕がある時に使いたい

人に譲ることは良いことじゃない

私は誰かに、色んなことを譲ってきました

一番譲ったわーって思ったのは、弟の進学

そんなぬお金がなかったので、私が大学へ行くと弟の選択肢が減ってしまう!と思って短大へ行きました

特待生で入ってアルバイト、大変だったし惨めでした

同じクラスの子が毎日綺麗な服を着てるのに、私はシンプルで地味な服

髪を染めるお金もなくて、化粧も安いCANMAKEとかで

こんな生活は2年だけだから、と思って頑張りました

弟は感謝なんてしてくれないし、結局大学には進学しなかった

弟が悪いってわけじゃなくて、こればっかりは勝手に期待した自分がバカだったし

悲劇のヒロインみたいで我ながら気持ち悪い

過去に戻れるなら一発殴ってると思う

きっと説教してもきかないだろうし

ちょっとずるくてもよいと思う

西原さんの本にあった、何でも譲っちゃう優しい女の子になるなって言葉で

私は泣きそうになった

譲られた子はそんなに感謝しないよって

奪ったり取り上げたりしろって事ではなくて

欲しいものは欲しいって大声で言っていいと思う

大切なものなら渡さなくてよいと思う

真面目に生きてストレス溜めるより、ちょっとずるく生きて

欲しいものをちゃっかり手に入れる人生を送りたい

こんな人に読んでもらいたい

この本を20歳に読んでたら、ちょっと違った20代を送れてたかもしれない

だから20歳前後の若い女の子には、すごく勧めてしまうと思う

あとは気を使いすぎちゃう人や、お母さんやってる人に

大人でも子供でも、誰かに何かしてあげるのはすごく疲れることだと思う

この本を読むと、不思議と気持ちが軽くなります

もし興味があったら、是非手にとってみてください…!

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

こちらもおすすめ

お徳用 毎日かあさん 1+2巻

お徳用 毎日かあさん 1+2巻

今週のお題「読書の秋」