脱法シェアハウスと、これからの法令改正について
こんばんは、シェア猫です。
最近、脱法シェアハウスについての相談がくるようになりました。
・シェアハウスに住みたいけど、脱法シェアハウスとか怖い。
・今住んでいるところは大丈夫なのか?
・法改正って何がかわるの?
こんな感じの内容がきます。
わたしは不動産のこともわからないですし、プロではなくてただの住人なんですけども
分かる範囲で書こうかなって思います。
そもそも脱法シェアハウスって何?
都心部を中心に一時期増えた
安いけど狭い、保証人がいらない
でも、建築基準法や消防法を満たしていないシェアハウスのことです。
ちなみに、脱法というのは”違法”とは違って、法律の抜け道をついたグレーゾーンのことです。
シェアハウスは近年増えてきた、新しい住み方なので、適用出来る法律がないため
違法にはならないのです。
今住んでいるところは、大丈夫?
以下の点が満たされていなければ、怪しい物件です。
・窓がない
・部屋が極端に狭い(寝るスペースだけ、2.5畳しかない等)
・防火器具がない
・避難路がない
・一部屋に3人以上
猫なら狭いところでもいいんだけどね(寧ろ狭いとこに何故かきたがる)
ちなみに現在シェアハウスとして運用されているうちの
約8割が法改正によって、違法となる可能性があります。
これからの生活に影響してしまうので、業者の人にしっかり聞きましょう。
またその説明が正しいのか判断するために、複数のシェアハウスをみて同じ質問をなげかけるのも良いです。
法改正って?
実は個々数年で増加しつつあるシェアハウス。
数が増えれば苦情が増えるため、国土交通省が身をのりだしました。
私個人としてはルールを決めるのって、少し歓迎しているんです。
うやむやな状態で、安全管理が適当なところに住むって良くないと思っています。
『迷惑かけていない』と言っても、家事になって隣に燃え移ったらどうするの?
それを自己責任とか言ってる一部の人って、本当に自己中心的だなって感じます。
ただ、今回の問題点は寄宿舎として扱われていることです。
元々存在する法律をシェアハウスにも適用をしてしまったので、現状とのずれが指摘されています。
法律自体は一軒家のほうが明らかに緩いんですね。
例えば、火災時に各室の窓から下りて避難できるよう、敷地内に数メートル幅の空き地を設けなくてはいけない
でも東京は所狭しと建物が建てられており、今から改善は難しい。
既に建設している一軒家には、この法令が適用されないので余計にややこしいです。
ということで、基本的に法整備されるのは賛成なんですが
もう少し現場にあった改正をしてほしいなって思います。