ネコグラマの日常と家計簿

プログラマ ⇒ハンド名作家 ⇒フリーランスプログラマ ⇒会社員(予定)

シェアハウスいた”依存症”の人たち

寂しい人たちが集まりやすい

自立と依存の心理 本当の「心の支え」を見つけるには (PHP文庫)

シェアハウスでは、他人と同じ場所で共同生活しなくてはいけません

目的があるもの(英語ができる、起業家を育てる)もありますが、大半は住む場所をシェアして安く便利に、もしくは短期出張などで一時的な住まいとして利用しています

元々の性格からなのか、シェアハウスという環境が育ててしまうのか、中にはとても距離感が近かったり、何かに依存してしまう人もいました

人に依存する

女装する人

私がシェアハウスへ引っ越した時、既に彼は住人でした

年齢もそこそこ、真面目な性格らしく、シェアハウス内のイベントもよく企画してて、アクティブな人だなぁと思っていまいした

しばらくして、女装しているところを見かけました

それも何かのイベントだったかと思います

そういった趣味なのかな、って思っていたのですが後に本人から聞いた話だと、長々とそれっぽい理由をいってましたが

要は『誰かにかまってほしい』といった内容でした

彼は後に、トラブルを起こすこととなります

彼と中の良い友人に対し『なぜメールの返信が遅いのか。自分のことが嫌いなのか』と急にリビングで怒鳴り、それから塞ぎ込むようになってしまいました

その後、別のシェアハウスに移り、女装しているという噂を聞きました

他人の世話を焼きたがる人

その人は離婚をして、シェアハウスに引っ越してきました

旦那さんが他の女性を好きになってしまい、泣く泣く離婚をしたといってました

その後、10代の学生の男の子に対して、晩御飯を作り始め服まで買ってくるようになりました

まるで、母親のように

男の子は最初こそ、余ったから、多く買いすぎたからと言われて、ごはんをもらっていたのですが、服を買ってきたあたりからおかしいな?と思い、他の人に相談をしたりしましたが、一向に改善はされません

結局、住民の数名が男の子が悩んでいるという話をもちかけ

彼女は『ごはんを美味しいと言われて嬉しかった』と泣いてしまい、なんとも後味の悪い結果に

その後、彼女は慰謝料で国内を転々としているそう

整形を繰り返す人

彼女の第一印象は全然思い出せません

決して派手なメイクや顔立ちではなく、ただ一緒に写ってる写真があったし、ちらっと近所のお店について会話をしたのを覚えてます

その数ヶ月後、リビングで話していたら、知らない子がいるなーって思いました

でも、向こうは知っているかのように話しかけてくるので、噛み合わないなって思っていまいした

ある日、リビングで声をかけられ、夜まで数名で話していると急に

『私、整形依存症で…』という話になり、これが前の顔、これがその前みたいな感じで写真を見せてくれました

彼女曰く『髪型を変える感覚』ということで、飽きたら変えるそう

目や鼻が多く、芸能人のようは派手なものではなく、寧ろ最初の顔よりも地味になっていました

お金は払ってくれる人がいる、といってました(深くは聞かなかった)

更に数ヶ月後、首にギブスを巻いたその子に会いました

『S駅の階段で転んだら、首の骨を折っちゃって』

どうやら、整形後の痛みを抑える薬で、意識が朦朧となっていたそうです

顔にも大きな傷があったのですが

『皮を1枚めくれば大丈夫だから』と言ってました

芸能人のように美しさを目指して、ではないところに闇を感じてしまいます

また、それ以外にも奇行が目立っていたのですが

『心配されると嬉しくなる、といってました』

依存症の人とは適度な距離を

シェアハウスのいろんな人を見て学んだことは、近づいてはいけない人がいるということです

共通することは、ひとりでいると不安にること、承認要求が強いことです

依存症の人と仲良くなったりターゲットになると、常に相手の望む姿でいなくてはいけません

また優しくすればするほど、その人の自立を妨げてしまいます

シェアハウスに住むということは、大なり小なり誰かと支えあうことなのですが、寄りかかりすぎると崩れてしまう脆いものなのです

自立と依存の心理 (PHP文庫)

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依存症ビジネス

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