ネコグラマの日常と家計簿

プログラマ ⇒ハンド名作家 ⇒フリーランスプログラマ ⇒会社員(予定)

エンジニアとのコミュニケーションに困る経営者たち

とある社長の嘆き

君の作ったツールで、売り上げ上がったよ。あらがとう!
 
感謝の気持ちで言ったのに
 
『はぁ…』
 
って感じで反応が良くない
どうすれば彼らは喜ぶのか

別の経営者はこんなアドバイスをした

君はわかってないなぁ
彼らは『ここのCodeが綺麗だね』って言われてテンションが上がるんだよ
 
 

コードを褒めればよいの?

 
その経営者がすぐれた技術をもっている
または、日頃からコードを読んでいるならば効果はあるかもしれません。
 
でも、プログラミングも知らない素人に言われたところで、全くもって心に響かない
茶化してるの?舐めてるの?なんなの?となるかもしれません
 

正しい方法は?

この場合は、どこを褒められるのかよりも
誰に褒められるのか、が重要です
尊敬している人、実力を認めている人などに言われることで
モチベーションのアップには繋がりやすい
 
これはエンジニア以外の人でも、当てはまるのではないでしょうか

全てのエンジニアがcodeを褒められて喜ぶわけではない

世の中には、コーディングを目的と捉えている人もいれば
手段として捉えている人もいます
 
スパゲティコードは悪と言う人がいる一方
ダメだと言われてきたコードが、莫大な利益を生み出すのをみてきた
と言う人もいます
 
エンジニアにも色んなタイプがあり、それに合わせたコミュニケーションが必要です
 

ざっくり分けた3種類のエンジニアタイプ

コーディングをやりたい人
技術に興味を持ち、コーディングする事が好き
プログラミングが趣味という人に多い
無駄なミーティングを嫌い、バグを憎んでいます
仕事としては、技術研究やフレームワークなどに向いています。
 
彼らが欲しがっているものは、好きなように開発や研究ができる時間と環境です
 
尊敬する人、同等の能力を持つ人との会話が好き
 
誰かの役に立ちたい人
プロジェクトメンバーやユーザーに感謝されるのが好きな人
仕事としては、運用や保守、プロジェクトマネージャが向いています
メンバーの気持に共感するのが上手なので、長期のものや複雑なシステムの開発に向いています
 
彼らが欲しがっているのは、他の部署やダイレクトなユーザーの言葉です
 
他の部署や、ユーザー、クライアントとの話が好き
 
良いコンテンツを作りたい人
目標とするものを作り上げる事が好きな人
仕事としては新規開発や難易度の高い開発がむいています。
良いコンテンツを作るためには手段を選びません。
 
彼らが欲しがっているものは、優秀なメンバーと目に見える成果です
 
プロジェクトメンバーとの会話が好き
 

社長はどう言えばよかったのか

さて、最初の話に戻ります。

結局のところ社長はエンジニアをどう褒めればよかったのか

それは、彼が信頼する人の名前を出せばよかったのです

 

『CTOのTさんが、君のかくコードは素晴らしいといつも言っている。 』

とか、こんな感じでしょうか。

 

エンジニアとのコニュニケーション不足は、わりと何処の会社の悩んでいるそうです

私は時間と環境与えて、邪魔さえなければ何の不満もありませんけどね